こんにちは!
カオハガン島のyoshieです。
南の島から、心身ともに健やかに過ごすためのくらしのひとさじをお届けします。
今回は、島での子育てのおはなし。
子育てをしていると多くの方が悩んでしまう、子どもとスマホとの付き合い方について、わたしたちの体験談を交えておはなしします。
4つのお手当で解決!子どもとスマホの付き合いかた
実は、わたしのムスメのシェリーが、2歳少し前からスマホの虜になってしまいました。それまでは、他の子が見ている動画をチラリと見ることはあっても、すぐに飽きてしまっていました。
ところが、成長に伴って、動画の内容を理解するようになり、もっと長い間見たくなり、スマホを独占したがるようになりました。お気に入りの動画を見つけることを覚え、おすすめ動画は他にもあるかなぁとスクロールすることを覚え、クリックしてそれを再生させることを覚えました。
夕方、暗がりのわが家で煌々と光るスマホの画面を見つめるムスメを見て、これでいいのかと考え始め、動画を見せることを一旦ストップさせようと決めました。
ありがたいことに、この決意はオットも同じだったようで、夫婦でルールを決めて、“スマホから距離を置くためのお手当”を決行しました。
お手当1. ムスメといるときはスマホの存在を消す
わたしたちがスマホを見ることなく、ムスメとの時間を楽しむことです。これが一番大切なこと。
ムスメといても、ついついスマホを見てしまったり、メッセージのチェックをしていたのを一切やめて、スマホという存在を家族の中から消しました。
オットも密かに動画をよく見ていましたが、ムスメといるときは一切見なくなりました。そうゆう意味では、オットの成長という収穫もありました。
お手当2. いつもと環境を変える
「ベイビーシャーク(ムスメが気に入っている動画)が見たいよぅ。」とおねだりされたときは、「ベイビーシャーク寝ているみたいだよ。」と答えて、他にムスメが興味を示しそうなものを用意しました。
彼女場合は、動物が描かれた絵本(唯一知っている生きものである魚とブタとニワトリ必須)や、紙と鉛筆があれば(魚やブタを描いてという指示あり)で一時的にしのぐことができました。
それでもグズグズと「ベイビーシャーク...」と、動画をねだるときは、スマホやパソコンから離れた場所に連れて行き、ひとときを過ごします。同年代の子どもたちと一緒にじゃれあったり、自然と触れ合っていれば、スマホのことなんてすっかり忘れてしまいます。
お手当3. 意思を貫く
ムスメにスマホを要求されても、泣いても叫んでも見せないことです。
お手当を始めたころは、欲望を満たせないムスメがダダをこねて泣いたり、叫んだり、大暴れしたりと大変でした。
それもそう、これまでの数ヶ月間は許可されていたこと、しかもお父さんもお母さんも同じように行っていたことが、急に許可されなくなったら、子どもにとって大混乱です。不満に思うのは当然です。
お手当4. きちんと説明する
大暴れしたムスメが冷静になってから、「今のまでベイビーシャーク(動画)を見せ過ぎてごめんね。」と伝えます。
「ベイビーシャークを近くで見過ぎたら、ママみたいに目が悪くなっちゃうよ。」と、ムスメをたしなめ、「ママと一緒に遊ぼうね。」と、ムスメを誘い出します。
根気強く向き合えば、幼い子どもも親の言うことを必ず理解します。
まとめ
こうして、ムスメは約1ヶ月でスマホを欲しがることはほとんどなくなり、約2ヶ月後にはわたしたちがこっそりスマホを見ていても、興味を示さなくなりました。お手当大成功!オットともこの成果を満足し合っています。
スマホが必ずしも悪いというわけではないのですが、使い方次第ですよね。
せっかく自然豊かな暮らしをしているのだから、それに寄り添って暮らしていきたい。ムスメがこのわたしたちの気持ちを理解してくれ、それに順応してくれたことにとても感謝しています。
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